ええ、五月晴れ、
終わりの見えてきた事務作業です。
相続ってのは大変です。
事務作業にいらっしゃる司法書士や銀行の方、
仏様に手を揃えてもいいですか、と伺うこともなく作業につく様に、忘却の流れの早さを感じます。

日々とても苦手な書類書きに手を止め、
封はしたのに送れていない「請求書」に面目ないと頭を下げ、
通過してった健康そうにみえる男性数人に「ブラボーッ!」と声援を飛ばし、

時はまたぬまま、
ショーマストゴーーオン、

次回出演させていただきます舞台の稽古に夜を明かす日々がやってまいりました。
出演させていただける。
事務作業が云々じゃなくって、ぼやく状況にしてることが勿体ない。


●次回公演は
ピープルシアター 第62回公演
「新宿・夏の渦」
6月17日(水)より21(日)まで
シアターX
にて出演させていただきます。

17は1900
21は1400のみですが、
18~20は1400、1900で上演致します!

船戸与一氏「新宿・夏の死」の短編
「新宿・夏の渦」……を舞台化した再演です。
(初演には、あの方が出てらした。)
→初演リンク

あらすじ
新宿二丁目ゲイのママノリピーが、ゲイのママミロの部屋で突然死んだ。
新宿警察署でノリピーと向き合った千葉の大地主である父と母は息子の遺体の引き取りを拒否する。乳房があり、ナニのないゲイは私たちの息子じゃない。
ノリピーの遺体はミロの部屋に戻された。
ゲイは息子ではないのか。
人間じゃァないのか。……




母のことを思いだしました。父のこと思いだしました。一個人を尊重するってのは、家族ですら遠いこともある。

色々と偽りながらも生きていっていますが、
スカッとさらけ出したくなります、たいしたことない自分ですが。

今回、実際に新宿で働いてらっしゃる女優さんもご出演されます。
話をきくと、深い海のようです。


原作の船戸さんは今年3月におなくなりになっております。この再演の観劇をとても楽しみにしていらしたと。
船戸さんのこの短編小説の題は全て「夏の」がつきます。
夏の黄昏、夏の流れ、夏の残光、夏の雷鳴、夏の夜雨、夏の曙、夏の星屑。

寄り添ってくれる本でして、肌身離さず持ち歩いてます。



お忙しいとは存じますが、
夏を前にして、ご観劇に足をお運び下さいましたら幸いです。

花村雅子扱いのチケット予約はこちらです。
https://ticket.corich.jp/apply/65044/005/
宜しくお願い致します。

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チラシの写真はコレ。