体調復帰第一段を始動させていただきました。
トラッシュマスターズ「たわけ者の血潮」2/3~2/12座高円寺
衣装、担当致しました。表現の場に戻るきっかけをくださいまして、大変感謝しております。


演じられる役の性格や生い立ちを踏まえつつ
舞台での色の合わせ、化学色素ものの発色がありなのかを考慮したりと、まだまだ本から汲み取れるものがあったかと唸りました。

助けられたのは私の母の遺品です。
……今回は私の母の遺品も活用させていただきました。
50年の時を箪笥の中で静かに越えた一着です。
体型の変化から衣装箪笥にかかりっぱなしになっていた一着が、私の勝手ながら、九州…母の故郷近くに旅に出ております。



現代の日本に生きる誰しもに「心(思考)が豊かであること」を辛辣に問う中津留さんの戯曲、
真であろうとする俳優陣のトラッシュマスターズのお芝居は、演劇が身近でないお客様にも、老若男女問わず、是非是非ご来場を、とおすすめするのです。

福岡公演、佳い舞台となりますよう………!