2017年
3月18日土曜日

渋谷spaceEDGEにて

清水邦夫
楽屋~流れ去るものはやがてなつかしき

初日を迎えることができました。
本公演に出会ってくださいました皆様

尽力くださいました皆様、
ご厚意くださいました皆様に
心から御礼申し上げます。


本日
3月19日
マチネ1400開演は満席予定、

ソワレ1930開演はお席のご用意ございますので、
劇団からの
ご予約ご希望のお客様
gohiramego@gmail.comまで
お待ちしております。


また、今回は
ノザワトシアキ様に撮影いただきました
公演パンフレットを
700円にて受付にご用意しております。
俳優陣、スタッフ陣のご紹介もしております。
是非お手にとってご覧になってください……!


本日も佳い日となりますよう。

えうれか
花村雅子

eureka_gakuya_omote

撮影 ノザワトシアキ

えうれか第三回公演
「楽屋~流れ去るものはやがてなつかしき」


1月中旬から読み稽古を開始致しまして、
2月、そして公演月、3月。


お稽古の途中で、
今回ご出演いただきます女優さん四人に「舞台における理想の演技」について質問致しました。

其々言葉は違えど「行間の表現」「居る」に集約され、求めているものが近しく、
人の営みの根幹…心ありきを感じました。



心情をあらわす、
挑戦、挑戦、挑戦、です。



本日は稽古のお休み。
私は神戸に。遠くなりました父母にご挨拶、
かつてはそこにあった家族の住処がシンと冷たく凍えていました。時がしみます。……家をあとにしてまいりました。


一舞台一舞台が一期一会、そして舞台自体は過去になっていくものですが、
…心と心のやり取りから生まれる生の熱量の臨場感は、時を経て明確な記憶がかすれていっても、感触や抽象的な何かになって、心に居続けることができると。
そういった豊かな営みのある演劇に、大変救われたことがあります。


時代がかわっても、時代の流れが早くても、人の心が求めているものは普遍的であると、そう信じて
「楽屋~流れ去るものはやがてなつかしき」を演出させていただいております。

2017年3月 花村雅子




【楽屋~流れ去るものはやがてなつかしき~】
作 清水邦夫
演出 花村雅子

【場所】
[space EDGE]
……渋谷区渋谷3-26-17

【日程】
[3/18、19、3/20追加公演]

【出演】
舘田悠悠(劇団昴)
土井真波
のねもとのりか(BESPOKE JAM)
円山奈々子

演奏 山田直敬

【スタッフ】
演出アドバイザー シブサワホタル(CASSETTE)

照明 松本永
舞台監督 HiRoE
衣装 花村雅子
音響 瀬野豪士
宣伝美術 森慶太
制作 間宮友子(風の環)


清水邦夫氏が女優楽屋の壁に残るアイロン跡をみたことが執筆の動機になった、
「女優」四人芝居。
1977年、木冬社初演から様々な劇団にて上演され、
40年たっても褪せない普遍的な心の営みを、
恐縮ながら演出させていただきます。

どうぞ、お時間ございましたら、
「渋谷spaceEDGE」まで足をお運びくださいましたら幸いです。

【チケット情報】
3/18(土)
14:00 ▲ 残り僅か
19:00 ○

3/19(日)
14:00 ○
19:30 ○

3/20(月)
14:00 ○

チケット2,200円
開演60分前に受付、30分前に開場致します。


【ご予約方法】
★こちらの劇団アドレスからご入力くださいませ。
https://www.quartet-online.net/ticket/eureka3gakuya

eureka_gakuya_omote


えうれかHP http://eureka.vision/
えうれかツイッター
https://twitter.com/eurekaha?s=09

体調復帰第一段を始動させていただきました。
トラッシュマスターズ「たわけ者の血潮」2/3~2/12座高円寺
衣装、担当致しました。表現の場に戻るきっかけをくださいまして、大変感謝しております。


演じられる役の性格や生い立ちを踏まえつつ
舞台での色の合わせ、化学色素ものの発色がありなのかを考慮したりと、まだまだ本から汲み取れるものがあったかと唸りました。

助けられたのは私の母の遺品です。
……今回は私の母の遺品も活用させていただきました。
50年の時を箪笥の中で静かに越えた一着です。
体型の変化から衣装箪笥にかかりっぱなしになっていた一着が、私の勝手ながら、九州…母の故郷近くに旅に出ております。



現代の日本に生きる誰しもに「心(思考)が豊かであること」を辛辣に問う中津留さんの戯曲、
真であろうとする俳優陣のトラッシュマスターズのお芝居は、演劇が身近でないお客様にも、老若男女問わず、是非是非ご来場を、とおすすめするのです。

福岡公演、佳い舞台となりますよう………!

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